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低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

よくある台詞

「あなたにはわからないわ!家族を失った私の気持ちなんて!」

仮面ライダーウィザードで愛美さんがこんなこと(うろ覚えなので、細部が異なるかも)言ってましたが、よく聞く台詞です。

相手の返答として、「わかるよ。自分もそうだから。」もしくは「ああ、わからないよ。でも想像はできる。」などと続く訳ですが(晴人は前者)、相手の家族構成も知らないでよくそんなこと言えるよなぁ、と思ってしまいます。

まぁ、咄嗟に口をついて出た、という感じなんでしょうが。逆に、相手の境遇を知ってる場合は「あなたにもわかるでしょう?」になるんだろうけどね。

 

自分は結婚前に母を亡くしていますが、「両親揃って存命」という前提で話をされることはよくあります。出産前後に「里帰りする(した)の?」とか。

また、警備のバイトをしていた時、初対面の同僚に「家族と住んでるの?」と聞かれたことがあります。未婚と思われていて、「家族」は実家の家族を指しているのはわかりましたが、単に質問に対する答えとして「はい」と肯定し、その後会話が続いて実態を明かすことになり、驚かせてしまいました。別にトラブルに発展した訳ではないので構わないのですが、どう答えるのが良かったのかなぁと思うことがあります。

あと、育児サークルで「ママも昔は子供だった」という話の流れになり、うちの子に「ママもばぁばのおっぱい飲んでたんだよ」と仰ったママさんがいらしたのですが…うちの子にとっての「ばぁば」は義母なんで、飲んでたのはパパの方です。しかし、そこで否定するのも何なのでスルーしてしまいました。この時の子は多分次女ですが、本人も特に気に留めてはいなかったとは思います。

 

冒頭の台詞のような言葉を実生活で投げかけられたことはまだありません。もし言われたら…とはたまに考えます。

「では私が〇〇した時の気持ちがわかるのか」と、相手がおそらく経験していないと思われることについて逆に尋ねる、という大人気ない想像をしたりもしますが、同じ経験をしても同じ気持ちを抱くとは限らないのだから、やはり共感や、共感したいと思っているということを示すのが良いのだろうなぁ。

場合によっては、「全然わからん」と切り捨てることもあるだろうけど。

(例)「じゃあ岩井にはわかるのかよ!!1番好きな女を雨の中1日中待たせてまで別の女の機嫌取るためだけにそいつと家でやりまくってなきゃならなかったオレの気持ちがぁ!!」

新井理恵先生の『タカハシくん優柔不断』より

 

ちょっと違う話ですが、不幸を嘆く人に対して、「自分もこんなことがあったけど」と類似の不幸を持ち出した上で励ましたことがありました。しかし相手は不幸自慢と言うかアピールと言うか、「自分は可哀想」という結論に持って行きたかったみたいで、話に付き合っていてかなり消耗してしまいました。

 

結局、経験してきたこともそれによって抱く気持ちも人それぞれなんだから、迂闊なことは言えないな…と考えると、なかなか雑談に参加できませんね。だから人と仲良くなるのには時間が掛かってしまいます。仲良くなった後に「最初は怖かった」とはよく言われる。