低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

江の島に行ってきました(2回目)。

昨年11月、ちびっ子2人と一緒に初めて江の島に行ってきました。(http://yoshika1018.hatenablog.com/entry/2012/11/02/201046

今回は、その時行かなかった長女と2人だけで行ってきました。今回は湘南モノレールで行って、江ノ電で帰ってきました。

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食べ物を持ち込んでいなかったせいもあるでしょうが、長女はモノレールからの景色を楽しんでいるようでした。「食べるものがあっても、食べながら見るよ!」と言っていたけど、どうだか…。

駅を出て江の島へ向かう道は強い向かい風で、息をするのも苦しいぐらいでした。橋の上では細かい飛沫が吹き付けてくるのを感じました。

江の島に着いたのが昼過ぎで、釜揚げしらす丼を食べることにしました。モノレールに乗った直後に「お腹空いてきた」と言っていた長女は、「もうお腹ぺこぺこ」。それでも普通の一人前は多かったようです。

初詣に訪れた人々が並ぶ辺津宮はスルーして、最初の一区間のみエスカーに乗りました。長女はエスカー内の壁に掲示された、新江ノ島水族館の生物達の写真に興味を示していました。何度か行ったことを覚えているので、「これ知ってる」「見たことある」と楽しそうに話してくれました。

エスカーを降り、中津宮付近で海を眺めたり写真を撮ったりしていると、「それより、展望台はどこにあるの?早く行きたい!」ですと。長女は、友達から旅行のお土産をもらってばかりなのが心苦しく、いかにも「観光地!」というところに行って、ちょっとしたお土産を配りたかったのです。

「そうだったね、じゃあ早く行こうね」と、展望台に向かいました。

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強風のため、屋上は閉鎖されていました。エレベーターを降りて一歩踏み出すと「グラッ」とした感覚が。風でエレベーターが揺れたのかと思いましたが、展望台自体も揺れていました。子供達は今のところ全くないようなのですが、私は結構乗り物酔いをしやすいのです。少々酔ってしまいました。長女はコイン式の双眼鏡を使おうと100円を投入したものの「何にも見えない…」。硬貨が投入口に入りきっていませんでした。もう一枚の硬貨で軽く押し込んで、無事に海を眺められたようです。

展望台を降りて、念願のお土産購入(笑)。友達へのお土産代は出しましたが、自分用のかわいいマスコットをお小遣いで買っていました。

長女の目的は果たした訳ですが、ここからは前回ここまで来て引き返した私の「この先に行ってみたい」という目的に付き合ってもらいました。

だいぶ細くなった石段を下って上って、奥津宮や龍宮の辺りに来ると、だいぶ人も少なくなってきました。稚児ヶ淵へ進み、力強い波の迫力に圧倒されました。

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岩屋に入ってみるかどうか…。入口にポスターと共にフナムシの写真が掲示されていて、「こんな虫がいるんだったら嫌だな…」と難色を示すも、少し考えて「怖いけどやっぱり行ってみる!」と決めた長女。入洞料を払って進むと、第一岩屋と第二岩屋への分岐がありました。先に第一岩屋へ。初めは通路の脇に青と白のLEDが数珠つなぎのように配置されていて(夜光虫をイメージしたものだそうです)、あまり怖くありませんでした。奥の方へ行くと、蝋燭の貸し出し場所があり、それを持って暗い中を進みます。天井が低くなっていて、かがんで歩かなければならない場所もありました。第二岩屋には「天女と五頭龍伝説」が紹介されたパネルがあり、長女のために音読することになってしまいました(ルビがない漢字もあったので)。最後の、いかにも最近作りましたという感じの龍のオブジェ(拍手の音に反応して光る仕掛け付き)は興醒めな気がしないでもありません。小2の長女にはスリルたっぷりの冒険だったと思います。私も楽しかった。

奥津宮周辺まで戻り、私が見てみたかった「龍恋の鐘」へ。母娘では鳴らさず、「大きくなって彼氏ができたら鳴らしに来れば」と言っておきました。カップルで記名した南京錠を柵につけるのはいいけど(いいのか?)、看板に落書きしたら駄目でしょ、と感じます。我が子がそんな目的で訪れる際には、マナーは守ってほしいものです。

戻って龍宮と奥津宮に参拝しました。中津宮と辺津宮はまだ行列ができていたので、お参りはしませんでした。

小田急で帰る予定でしたが、時間もあったので江ノ電に乗ってみることにしました。藤沢乗り換えの方が近いのですが、時間に余裕があったので遠回りな鎌倉乗り換えにしました。住宅街や海沿いを走る江ノ電からの眺めも面白いものでした。長女は「えのんくん」がかわいいと絶賛していました。

ちびっ子連れでは絶対行けなかった江の島の最奥部を楽しめて本当に良かったです。長女と2人で出かけるというのも、下が産まれてからはまずなかったことで、今回実現して嬉しく思っています。勿論、自宅でちびっ子を見てくれた夫とお留守番に甘んじてくれたちびっ子達にも感謝です。