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低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

「夜明けのダザイスト」

漫画家の性別が話題になっていたので思い出しました。

手塚治虫からつげ義春までガッツリ読む漫画オタクを自称しつつ荒川弘を男性であると誤認しているプロブロガーがいるらしい - 世界はあなたのもの。

タイトルは新井理恵先生の4コマ(初回は6コマ)漫画です。「×ーペケー」文庫版第3巻に収められています。 

×―ペケ― 3 (小学館文庫 あE 6)

×―ペケ― 3 (小学館文庫 あE 6)

 

 主人公はインディーズバンドのヴォーカル(演奏シーンはないけど、マイク持ってるから多分)、カゲキ。世の中への怒りを歌だけでは語り尽くせないと、小説の投稿もしています。敢えて「難しい人間の真の姿」を書いた彼の小説はCクラス止まりで、彼曰く「チンケな話」の恋愛小説が入選。これなら自分の方が上手く書ける! と「来夢みんと」というペンネームで応募したら大人気作家になってしまいました。バンドの打ち合わせ中に小説の担当が通りかかって、ペンネームで呼びかけられる。バンドのファンにサインを求められてペンネームで書いてしまう。小説ファンからの手紙に描かれた作者の想像図を見て、女性と思われていると気付く。宣伝ポスターに作者の写真を使うことになり、真実を知らしめてやると思いながらも女装までしてしまう。こんな5本です。是非、実物を手に取ってお楽しみいただきたいです。

更に、単行本の表紙(カバーを外すと見ることができる)に描かれていたおまけ漫画(文庫本では中に収録)で、作者の名は「ミチシゲ」と読み、実は男性であるというネタが(笑)。

初めて読んだ時は(連載初期、別コミ本誌で。たまたま母が購入していた)、下ネタや暴力・流血表現から男性作家でもおかしくないと思っていました。当時、自分は中学生くらい? 漫画読みとしての経験値は少なかったです。

文庫版の4巻以降は出ないのかなぁ…。出てほしいなぁ…。