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低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

「相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」 

ゴールデンウィーク中に横浜ムービルで見たのですが、記事を書きかけて放置していました。昨年「X DAY」を見たときは書きかけて放置した挙句下書き削除してしまったので、同じ轍は踏むまいと(笑)。

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神戸くんの出番が結構多くて嬉しかったです(ミッチー好き)。特命係の部屋での、3人での掛け合いも楽しかったです。

映像としては、海が綺麗でした。絶海の孤島で朝日を浴びながらいつものように紅茶を飲んでいる右京さんの姿は、すごいインパクトでした。シュールさに笑いが込み上げてきました。電話越しに「ハッピーバースデー」を朗々と歌っているところを右京さんに見られて壮絶に恥ずかしがるカイトの姿は大変ほほえましいものでした。

予告で「相棒史上最高密度のミステリー」と言っていたと思いますが、その点は少し疑問。謎解きというよりも、映画ならではのスケール感を見せつけられたという感じです。

島に乗り込んだ特命係、トリオ・ザ・捜一、米沢さんの計6人が、生物兵器を注射されたんじゃなくて本当に良かったです。予告を見て、誰か死ぬんじゃないかと思っていました(seazon12の前の話だから、そんなことはありえないんですが)。迷彩服の集団見たら例の「民兵組織」の人だと思うじゃないですか。自衛隊だったとは。本当に個人的な思い込みなんですが、「生物兵器の正体を探る」というのが大きな柱だと思っていたんです。それこそ誰か(イタミンかな)が感染させられて、症状から割り出して、ワクチン手に入れて…と。だから、なんだ、神戸くんから聞いて知るんじゃん、と。

事故を偽装して殺された被害者は、釈由美子さんが演じる高野のハニートラップにかかって情報を引き出されていたと明かされたのですが、この点は正直、「そのための女性兵士か! 」とがっかりしました。制作側の意図として見ればですけど。伊原剛志さん演じる民兵組織のリーダー、神室の意図として見れば、いざという時のハニトラ要員として高野を入れたというのであれば、高野が抱えるものの重さに暗澹とした気分になります。しかし紅一点ですよ? このような集団に所属していて、他の男性と何もないようなら、「女を捨てている」ぐらいの覚悟で臨んでいるのだろうと想像がつくと思うんですよね。色目使われたら怪しいと感じるんじゃないでしょうか。まぁ、被害者も慣れない訓練で消耗し、癒しを求めてしまったということなのでしょうか。

最後の右京さんと神室の対話シーンですが、神室が平和ボケを「重い病」と喩えたのに対し、右京さんは国防を「流行病」と喩えて返します。この点、「国防」よりもっと相応しい言葉があるんじゃないかと思います。「国防意識」とか「愛国心」とか。「国防」は普通に大事なんじゃないかと。右京さんがそこを軽く考えているように見えてしまうのに違和感がありました。いつも通り「どんな理由があろうと罪は罪」と、罪刑法定主義に基づいて警察官の職務を全うする右京さんの姿勢はよくわかりました。

娯楽作品として、また「相棒」の映画として楽しく鑑賞しました。テレビ放送されたら細かいところをよく見ようと思います。