低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

文字通りの虱潰し(画像はないけど虫注意!)

1ヶ月ほど前のことです。長女が猛烈に頭を痒がり、掻き毟った後の指先には見慣れない虫が二匹。これが噂に聞く虱ってやつだろうか。夫も虱という虫の姿は知らないと言い、「虱だったら今頃家族中に広がってんじゃないの…?」と疑いの目。暑くなってきたので子供達の寝相がすごいですからね(参考 → 縦横無尽な寝相と、おねしょ - 低い声で呟く)。

更に捜してもう一匹見つけた間に夫が検索してくれていて、そうらしいと。土曜日の昼近くのことだったので、今から病院に行って診てもらえるだろうかと慌てましたが、病院で何か処置をしてもらえる訳ではないとわかり、薬局でシャンプータイプの駆除薬を購入しました。 

【第2類医薬品】アースシラミとりシャンプー 100mL

【第2類医薬品】アースシラミとりシャンプー 100mL

 

スミスリンという商品名は知っていたものの、容量が多かったアース製薬のシラミとりシャンプーを買ってきました。次女の髪の毛にも卵らしきものを見つけたので、多い方がいいかなと思って。

卵が孵るタイミングを狙って、3日毎に使用するものです。これを使わない日も、娘達の髪を洗うのを手伝っていました。娘達は髪の毛を伸ばしたがる割に、無頓着すぎるんですよ。乾かすのもいい加減、滅多にブラッシングもしない。梳き鋏でちょっと軽くしようとか、結ぶ必要がある時に梳かそうとすれば、絡まって痛いと怒り出す。私は短髪で幼少時を過ごしたため結び方などをあまり知らないし、「やってもらって怒るぐらいなら自分でやれ」とほぼ放置でした。これを機に自分でもう少し気を遣うようになれば良いのですが。

駆除用の櫛も購入して、乾かしながら梳かしていました。 

ニットフリーコーム シラミ・卵駆除専用櫛

ニットフリーコーム シラミ・卵駆除専用櫛

 

「痛そう…」と恐れおののく子供達(笑)。私も見た目でベアクローを連想しましたが、先は丸くなっているので大丈夫です。間隔が狭くなっていて、髪の毛についた卵をこそげ取ることができます。

私も一時頭の痒みを感じ、この櫛で梳かしてみると成虫が一匹付いてきました。抜けた髪の毛に必死で掴まって伝っていく様が哀れを誘いました。周囲を梳かすと卵が数個取れてきて、その晩は駆除用のシャンプーを使い、こまめに梳かして様子を見ていたらその後は大丈夫だったようです。私の頭に住み着いて間もない頃だったのでしょう。長男の髪にも卵をいくつか見つけましたが、彼も薬の使用は一度で済みました。櫛の見た目に完全にビビッていて「それはやだだよう~」と逃げてしまうので不安でしたが、抱っこで寝てしまった時に何とか卵を取り切れました。

虱の生態はなかなか興味深く、清潔にしていても、また大人でも寄生されることもあるのだと今回知ることができて良かったです。シャンプーは使い切りましたが、櫛があるので次があっても慌てずに対処できると思います。色々読みながら、病気ではないのに「感染」という表現を使っているページには少しモヤモヤしていました。