エイプリルフール企画、はてなだまされまスター。
新井理恵先生の「机上意思マスター」を読みたくなってしまったじゃないですか! ええ、読みましたよ。
ちなみに「机上意思」で「デスクトップ」と読みます。私は心の中では普通の読み方をしています。声に出しては言えない。語り合う相手もいないのでいいんですけど。
隠れ腐女子なヒロインが拾ったペンで落書きしたキャラクターが実体化してしまい、彼らと一緒に生活することになるというコメディーです。タイトルほどエロくはないですが、若干男性同士の性的描写があります(キャラクターの回想・想像、作中に登場する同人誌の中で)。
1巻の最後で、これで完結と思わせるような嘘ナレーションが入っているんですけど(最後のコマでヒロインが突っ込みます)、そこで「女類男族」を思い出して読みたくなりました。ええ、読みましたよ。
「1巻」とナンバリングされているのに、これで終わりなんです。巻末の既刊コミックス一覧には「全1巻」と表示されているものがあるため、きっと続きが出るんだろうと思っていたのですが。
「突然、連載終了が決まる」ということがあるようで、様々な作品でネタになっています。
ストーリーが進むにつれて仲間が増えていき、特定の相手に熱い思いを抱く人もいるんですけど、みんなで仲良くという穏やかなラストです。ちょっと「好き」とか「いいな」と言うと、相手に恋愛感情を持ってるものという前提で周囲にからかわれていた嫌な思い出があるので、こんな関係に憧れたりします。
嘘関係ない、単なる4月1日の読書(?)記録でした。