低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

声優さんによる読み聞かせ

ふぉんておはなしの会 春 人気声優による絵本の読み聞かせ — 横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ

24日(土)、このような催しに行ってきました(更新が遅い! )。愛河里花子さんとかかずゆみさんによる絵本の読み聞かせ会*1です。声優として活躍され、NPO法人「声と未来」で読み聞かせや表現者の人材育成にも尽力されている方々です。

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ポスターを見かけて「夫は行きたがるんじゃないか」と思って知らせたら案の定。親子チケットを2枚取り、子供は下の二人と一緒に行きました。小さなリハーサル室での公演だったので、距離が近く、お二人のパワーを感じました。声も笑顔も本当に素敵でした。

初めは、かかずさんによる2冊の読み聞かせ。 

おかあさんだいすきだよ

おかあさんだいすきだよ

 

 子供役の声がかわいくて、お母さんの台詞にも感情移入してしまって、初っ端からうるっとしてしまいました。 

おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)

おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)

 

ハンカチ等あれば膝に挟んで、子供たちは「うんとこしょ、どっこいしょ」で引っ張ってみよう! と。次女は初めの方であっさり夫からハンカチ抜き取ってました。再度挟んで夫も頑張ったようです。長男は恥ずかしいのか眠いのか、私に抱きついていましたが、前向きに抱いて促すと一緒にやってくれました。

続いて愛河さんによる読み聞かせ。 

ねずみくんのチョッキ (ねずみくんの絵本 1)

ねずみくんのチョッキ (ねずみくんの絵本 1)

 

 「これねぇ、昔はチョッキって言ってたんだよ。今は何て言うの? 」「チョッキ!! 」…ちびっ子はあまり気にしていませんね。次々とチョッキを借りていく動物達の台詞を、それらしい発声で。ライオンは「喋っている」というより「吼えている」感じでした。次女も声を出して笑っており、モノクロにチョッキの赤が映える絵本も、カラフルなものに見えてきました。

そして、パペット語り「うさぎとかめ」。愛河さんの右手にうさぎ、左手にかめ。リアルな造形で「大丈夫? 支持得られる? 」と仰っていましたが、モフモフでかわいかったですよ。一昨年、愛河さんが出されたお話のCDに収録されている「愛河版」のお話だそうです。

=こどもの暮らしを楽しむ言葉をちりばめた 昔ばなしとお歌= of Atomic Monkey Music

昨年発売された第2弾を夫が持っており、第1弾は公演終了後に購入していました。

=あったか たのしい 世界の童話= of Atomic Monkey Music ← こちらが第2弾

せっかちかわいいうさぎとのんびりかわいいかめのやりとりに幸せな気分になりました。最後の仲直りシーンが現代風、漫画的と感じられました。

そして、歌と手遊びということで、座布団をよせて立ちましょうと。前の方の席が座布団、後ろが椅子で、私達は座布団席にいました。後ろを見ていなかったので、椅子席の方々の反応はわかりません。最初は子供にもお馴染み「あたま かた ひざ ぽん」。とは言え長男は歌に体がついて行かない状態でした。続いて「電線音頭」。私、よく知らないんですよ…。左右が咄嗟には判断できないこともあり、かなり体が後れを取っていました。夫は上手く踊っていたので、やっぱり年をごまかしていたのか関東育ちの人は良く知っているなぁ…と思っていたのですが、彼もよく知らなかったそうです。「目の前で愛河さんが踊ってるんだもん、合わせただけだよ」と言っており、決して運動ができる方ではないのに体がついていくのがすごいと思いました。左右の判断に迷わないというのが強みなのでしょうね。愛河さん、ご自身で「これ、絵本の読み聞かせ会のはずだよねぇ」と突っ込み(笑)。

体を動かした後、最後にもう1冊。 

ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))

ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))

 

 かえるを始めとしていろいろな動物がジャンプをする絵本です。みんなも「ぴょーん」に合わせてジャンプ。長男を高く持ち上げるとすごく喜んでいました。「これは飛ばないよね? 」というのはやっぱり飛ばなかったんですけど、夫は飛びかけてズッコケていました。読み聞かせ会の〆はいつもこの本なのだそうです。

濃くてとても楽しいひとときでした。次女は早くに文字を覚え、長男は聞いているよりページを捲る方が好きみたいで読み聞かせをする機会も少なかったのですが、自分がするときには参考にしたいということもありましたし、何よりおはなしを聞く立場にいたのが久しぶりで、心から楽しめました。行ってよかったです。

*1:今回の「春」の出演者がこちらのお二人なのであって、今後開催される夏・秋・冬の「おはなしの会」の出演者は異なります。