低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

トッキュウジャーと鎧武の夏映画

先週見てきました。「烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS」「仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」の二本立てです。

入場者プレゼントのメガホンは、プリキュア映画のミラクルライト的に使う(派手に応援OK)のかと思っていましたが、映画チラシには「※映画館で大きな声は出さないでね」と注意書きがありましたね。夫は長男に「『がんばれー!!』って言うんだよ」と言って渡したそうなのですが、鑑賞中そんな雰囲気にはならなかったので終了後「『がんばれー!!』って言わなかったね」と返ってきたそうです。

まずはトッキュウジャー。濃密なストーリーで短時間にしっかりまとまっていたと思います。サファリレッシャーを宇宙に帰すためのエネルギーを集めるため、地上の人々の注目を集め、そのみんなのイマジネーションを膨らませるという方法には私も引き込まれました。烈車が空に上る場面では映像も素敵でした。

サファリバージョンのトッキュウジャーを見て、少し前の戦隊のVシネマで「動物戦隊」ってあったなー(見てない)と思い出しました。1号の胸のマークはドゴルドかと思った。CMでは意識していなかったけど、首から下は完全にパンダの5号の迫力がすごかったです。次女は「モコモコだー!」と喜んでいました。アナウンスでない本人の名乗りも楽しかったです。

6号の出番も多く、ゼットも登場して(見に行った時はゼットがグリッタに呑み込まれていた間だったので)嬉しかったです。

鎧武は、サッカーでバトル、「ダンスじゃ駄目だったの? 」と思っちゃいましたが、ワールドカップとの相乗効果を狙っていたということですよね。まあ、別世界ということでやけに爽やかな戒斗が新鮮でした。初期のキラキラしたミッチを期待してしまいましたが、味方とは言え、そこまでではなかったですね。私は2ちゃんねるの特撮板で「映画の世界では兄さん(光実の兄、貴虎)は姉ちゃん(紘汰の姉、晶)と結婚してる」という趣旨の書き込みを読んでそれを信じていたので、姉ちゃんが出ていなかったことに少々がっかりしました。本編で二人が出会ってそうなってほしいなぁという希望はありますけどね。

TVのコラボ回での戒斗もでしたけど、初瀬が生きてることにはあまり驚かないんだなぁと思いました。紘汰の場合は初瀬より裕也の存在が大きいのだろうけど。チームシャルモンは楽しかったです。

凰蓮軍(傭兵団なの?)対ユグドラシル軍の戦争の場面は冗長に感じました。すごい映像ではあるのですが、集中力が途切れそうになってしまいました。

仮面ライダーマルスと冠のデザインに取り入れられているうさぎりんごがよく見るとかわいいです。冠はカラーリングが好みですごくいいと思ったんですけど、折角変身してもすぐボールになってしまうのが残念です。11人揃えたはずなのに10人になっちゃうし…。パンフでは「ボール」が伏字になっていました。

パンフと言えば個人的にレイアウトがどうなのかなぁと思う部分がありました。

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右(鎧武の方)から開いて20~21ページでしょうか。黄色で囲んだ部分の空欄が目に付いてしまいます。話を膨らませるとか*1挿絵を入れるとかないのかな、と感じました。チームシャルモンの皆さんで内容が結構被っていますし。

ペコが変身したのはいいんですけど、ゲネシスドライバーで黒影・真かぁ…。ソニックアローないんですよね。見た目も黒影とあまり変わらないし。邪悪の種を植え付けられて、ザックに「ナンバー2気取りで調子乗ってんじゃねえぞ」みたいなことを言って襲い掛かるのですが、この世界では戒斗が引退するからってザックに戦極ドライバー託した訳じゃないですもんね。

鎧武・闇の容赦ない攻撃、紘汰(闇)の表情や口調は、普段との違いが明確に表れていて印象深かったです。闇に打ち勝った後のカチドキアームズは迫力が感じられて格好良かったです。長男の記憶にどこまで残ったかわかりませんが、鑑賞後に「鎧武、黒くなってたね」と言っていました。

見所は他にも盛り沢山ですが、素敵なレビューも色々と挙がっていますし、私の冗漫な感想文はこのくらいにします(疲れただけ…?)。

*1:役者さんが語った以上の話を書くという意味ではなく、対面でのインタビューだとして、質問を工夫して話を引き出すとか。役者さんから文書で原稿を提出してもらっているなら無理でしょうけど。