低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

お肌に合わない場合

結構いいお値段だった保湿クリームが、足の裏専用になってしまってちょっと悲しかったこの冬。「肌にやさしい」とか「自然派」などとアピールされている商品でも、合わないものは合わないのです。

有名どころで私の肌に合わないものとして、メリット(シャンプー)とビオレu(ボディソープ)があります。使うと痒くなります。

夫と付き合い始めた頃に話したら、「弱酸性使って痒くなるって、どんな敏感肌やねん(エセ関西弁)」と言われました。両商品、「肌と同じ弱酸性だから、肌にやさしい」とCMでさかんにアピールし始めた頃です。私は昔の「クレアラシル」(ニキビ治療薬)のCMを思い出して、「中性より弱酸性の方がやさしいの?」と思わずにいられませんでした。実際どうなんでしょうか。時間があれば調べてみたいところです。

私は、自分では所謂「敏感肌」ではないと思っています。高校生ぐらいの頃、周りのみんなが挙って「私、肌が敏感だから…」と言い始めた時期があったのですが(何かのCMで「敏感肌」という言葉が使われていた)、これだけみんなが言うならそっちが普通なのでは?と思っていました(敏感だという自覚のない人が「鈍感肌」みたいな)。メリットを使うと痒くなるのはそれ以前からでしたが、プールで毎日泳いで(水泳部)それが原因と思われる肌トラブルは見られないから(髪の色は明るくなったけど)、違うんだろうなと。

就活中に参加した某住宅メーカーの説明会で、担当者が「花王は素晴らしい会社だ」と絶賛していました。クレームを新商品開発に生かし、「お客様の肌に合う商品を開発いたしました!」と連絡をくれるんだとか。営業職の募集だったので、お客様に対してこうあるべき、みたいな話の流れでした。家と日用品では金額が違いすぎるので例えとしてはなんか違う感じがします。家買った後で「お客様のご要望に合う商品を開発いたしました!」と言われて買い直せるお金持ちは多くはないでしょうし。

この話があったので、リニューアルしたというビオレuのサンプルを入手した時、期待しました。しかしやっぱり痒くなったので、ビオレuをビオレuたらしめる重要な成分が私には合わないのだろうと、それ以来使っていません。

別にアンチ花王という訳ではないんです。シャンプーでもエッセンシャルは大丈夫だし、ビオレuのハンドソープは手を洗う限りにおいては問題ないようだし、クリアクリーン(歯磨き粉)はよく使うし、アタック(洗濯用洗剤)も安かったら使っていますよ。キュレルは買ったことないですね。広く流通している割に高いから。ナイーブとか植物物語とかで十分なのでわざわざ冒険しません。

「肌にやさしい」と製造元が言っていても、全ての人の肌に合うとは限りませんよね。自分には合わないということもある。でも高価な品だと「大丈夫なはず」と信じたくて、現実から目を背けてしまうこともあります。高かったものを途中で捨てるのって、私にとってはすごく勇気が要るのですが(使ってくれる人がいればいいんだけど)、決断が必要な時もあるよなぁ、と何だか大袈裟ですけど自戒のために書きました。