低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

家族で映画館へ

夫と長男はギャバンを、私と娘達はプリキュアを観ました。仮面ライダーとプリキュアだったら、大人2人がどっちを見るかで多少揉めたかもしれませんが、私はメタルヒーローシリーズはよく知らなくて興味が薄いので…。「シャイダーがごしゃいだー」って駄ジャレ(方言)しか思い浮かびません。ただ、岩永洋昭君は同い年なので応援しています。

長男がプリキュアを見たがるかと少々心配でした(私が3人の面倒を見なければならない、という意味で)が、おとなしく夫に抱っこされていました。初めての映画館なので、色々と興味を惹くものがあったのでしょう。

プリキュアは上映2日目だったので、結構混んでいるとのこと。それでも最後列の通路に近い席が空いていて、私としてはベストポジションでした。見方の癖なのか、かなり後ろの方でないと疲れるんです。視力は良くないけど。そして、次女のトイレの近さを考えると通路側のほうが都合がいいのです。ギャバンは「空いてますので~」と言われていました。

以下、「映画スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ!」の感想を簡単に述べますので、多少ネタバレあります。

まぁ、「月光条例」みたいな…。

桃太郎がイケメンでした。王子様かと思った。それも狙ってのデザインなのでしょうね。

本来の主人公達が現れないからと駆けつけた、本来の悪役達の侠気が良かったです。

プリキュア映画ではお馴染みの、増殖する「負」のエネルギーは、「悪」と言い切れるものではありません。小さな「負」の感情が卑屈になったり意地を張ったりして膨らんでいったものです。力技で押さえ込むのではなくて、結局はお互い理解し合うために言葉を交わすことの大切さが描かれていると思います。

「約束を守ること」「悪いことをしたと気付いたらきちんと謝ること」は大事なのだと、娘達の心に刻まれていれば良いのですが…。私は子供の頃から(最も古い記憶では4歳)、作品中の教訓に衝撃を受け、心に刻むことが多いのですが、夫は「あくまでもフィクションとして楽しむ」のだそうです。娘達はどうかな。

魔王はニコちゃんが大好きだから攫っていったんだなぁと思うと微笑ましく、最後は本来の小さくかわいい姿に戻っていました。

ミラクルライトを使うタイミングはわかりやすかったです。劇中、みんなの手にライトが現れるんだものね。次女が戦闘シーンになると点けたそうにするのを、「まだピンチじゃないんじゃないかな?」と引き延ばし、様子を見ながら「そろそろいいんじゃない?」と指示を出したところが微妙にフライングっぽかった。観客が多いため、最後列からは客席からのライトの光も楽しむことができました。人混みを避けたい人間なので、こんな早くに観に行くことは滅多にないのですが、これはこれで良いものですね。