低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

痔(内痔核)の日帰り手術

画像はないですが、話題が話題なので気をつけて下さい。

これまでの生活で、病気での手術は初めてと思われるので書いておく。

初診は2月中旬。肛門の一部が脱出してる? 押し込んでもすぐに出てきてしまう? という状態になっていることに気付いた。痛みや痒み、出血等は特になし。最初は市販薬で対処しようとしたが、飲み薬を1日分飲んだら翌日上半身が痒くなってしまって、薬のせいかどうかはわからないけど服用は中止した。自分で見えないし(この時「吸血鬼すぐ死ぬ」15巻収録の第184死「次は終点裏新横浜」に出てくる自分の尻が見られるスポットのことを思い出していた)、素直に専門家に診てもらおうと土曜日に受診。

それとは別に、結構前からその近くにそこそこの大きさのできものがあるのも気付いていて放置していた(やはり痛み等は特になし)ので、問診票にはそのことも書いておいた。

壁沿いに設置されているベッドに壁側を向いて横になり、膝を曲げて尻を突き出す姿勢になって診てもらった。

できものは疣で、肛門の脱出は痔(内痔核)。痔の近くにポリープがあって、それに引っ張られて出てきてしまうということだった。そういえば子宮内にもポリープあるんだよな。できやすい体質なんだろうか。

そのクリニックでは日帰り手術(ALTA療法)はできるが、やはり切除よりは再発の可能性が高い。切除手術だと、提携している病院で2週間ほど入院になる。その提携している病院とは、昨年6月に潰れた前職場の経営母体であった病院だった。だからという訳ではなく、春には2人分卒業・入学があるし2週間も休めないよなぁ、と思って日帰り手術をお願いした。

最速で4月下旬、「もう早く何とかしてほしい」という気持ちだったので、その日に予約を入れて、早めに上司にも相談しておいた。よくよく考えたら、その翌週だったら平日で病院は開いてる、かつ会社は休みという状況だったんだけど…いずれにしろ1週間後に診察はあるのでそこまでの後悔ではない。痔の手術だけなら15分程度、2万円くらいだけど、疣とポリープの切除もするから時間も費用ももう少しかかるという話。

当日を迎え、朝ちょっと油断したけど時間通りに受付できた。不織布の手術着に着替え。尻の部分に切れ目が入っている。手術中は更にそれを裂いていた(上衣が丈長めで、移動中尻は隠せる)。

私は「血管がとりにくい」腕をしていて、点滴の針を刺すところがなかなか定まらなかった。最終的に利き手の手首になった。術後、看護師さんに「(切除もあったので)難しかったですか?」と聞いたら、点滴が一番難しかったと言われた。これ、何か対処ありますか? 痩せたらマシになりますか? と聞いてみたら、痩せても多少のことで、あんまり変わらないとのこと。まぁ確かに、今より痩せてた頃も看護師さんには苦労を掛けていたし…。緊急時に点滴や輸血が速やかにできなくて、命に関わる状況になるかもしれない。覚悟はしておこうと思った。

最初に疣を切除、それから肛門のポリープを取って、痔に注射をすると。背後で行われるので自分では見えないが、何をするのか都度教えて下さった。最初はまず麻酔の注射、麻酔が効いてない状態だから痛い。すぐに効いたと思うが、疣の切除中、引っ張られるような痛みは感じた。ポリープ切除の時もそんな感じ。何回か「痛!」と声に出てしまった。後で、縫合中痛かったみたいだねと言われた。痔に注射している時はほぼ何も感じなかった。痔自体は大した症状ではなかったそうだ。

術後は1時間程ベッドで休む時間があった。そこで眠くなるかと思ってコンタクトレンズではなく眼鏡で行ったんだけど、全く眠くならなかった。痛くはないけど、何か詰まってる感じがするなぁと思ったが、ガーゼを貼り付けてあることの違和感だった。

当日は安静に、入浴不可(シャワーは大丈夫)。翌日からは普段通りにして構わない。抗生物質と痛み止めが処方された。初診時に渡された説明の紙に「排便は翌日から可能」と書いてあり、当日出そうになっちゃったらどうするの? と心配していたけど、当日から出していいということで安心した(抗生物質で下る)。1週間後くらいに注射の影響で発熱があるかもしれないとのこと。

この後何回か受診しなければならないが、とりあえず手術自体は無事に終わって良かった。何かあったらまた書くと思う(書かないかもしれない)。