猛暑日の土日に屋外を歩き回るバイトをしました。
「熱中症気をつけて」「水分補給して」と当然言われる訳ですが、待機場所がテントなので暑いのですよ。直射日光は当たらないとはいえ。飲むための水も用意されていましたが、スポドリじゃねえのかよとは思いましたね。メントール入りの汗拭きシートが支給されましたけど、これ「冷感」だからな、「冷却」じゃねぇからな、などと思いながら働いていました。
私はたぶん丈夫な方なので、「もう動けません…」という状態になることは滅多にないです。数年に一度ぐらいでものすごい月経痛が来ることはあります。そして4~5年ほど前に、熱中症と思われる症状で動けなくなったことがありました。
当時自転車で通勤しており、退勤時に大雨で自転車を置いてバスで帰りました。翌日が休みだったので、軽く走って取りに行きました。当時の勤務先まで2kmくらい。その頃は結構外を走っていましたし(めちゃめちゃ遅いのですが)、大した距離とも思いませんでした。台風一過ですごく蒸し暑かった記憶があります。水分も摂ってたのですが、帰りは頭が痛くて。これが熱中症?脱水状態?ってやつか? と思って薬局に寄って買った経口補水液がすごくおいしかったのです。元気な時に飲むと不味いけど身体が欲しているときは美味いのだな、と思いました(その後、通常時に飲んでもおいしくなったと聞いた)。その日は頭痛は治らず、食欲もなかったです。
バイトの話に戻りますと、昼頃から軽い頭痛がありました。食事は摂れましたし、この弁当にもそこそこ塩分が含まれているのだろうと思っていましたが、頭痛は夜まで続きました。帰宅途中のコンビニでアイスを買って食べ、経口補水液をちびちび飲みながら帰りました。ご飯は食べられたし、体調不良は翌日には残りませんでした。
2日目は頭痛くならないようにしようと思って、塩分補給用のお菓子を準備しておきました。休憩の度に食べていたら、頭痛なしで終わることができました。自分が汗かきなせいもあるのでしょうが、これだけこまめに摂取しなきゃいかんのか、と感じるくらいの頻度。しかも私は血圧高いので、通常時は医療機関で、塩分は控えるべきと言われます。これが難しいところなのかなと思いました。
高齢の方など、普段「塩分控えて」と医者に言われてたら、敢えての摂取は避けるだろう。普段摂りすぎてる塩分が流出して丁度良い、ぐらいに思うかもしれない。実際、自分が子どもの頃、汗をかいたからと塩をなめていた父について、母が「汗で要らないものが排出されるのに」と言っていた。今思い出した。
で、緊急時の対処と考えずに「予防のため」と言って塩分タブレット常用するようになったら血圧上がるじゃん。難しいよね。
今の自分はこのように考える力があるけれども、認知能力が衰えてきたらたぶん面倒臭いところを飛ばしてしまうと思います。元々面倒臭がりやなのもあるし。
気候に身体が適応するのは、まだ先でしょうか。