低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

私と水泳

小児喘息だったので、小学生の頃、スイミングスクールに通わされていました。

「Eちゃん(同級生)も行ってるよね、行ってみない? 」と母に言われて「行く! 」と。当然、Eちゃんと一緒に練習できるものと思って答えました。しかし、Eちゃんは小さい頃から習っていてだいぶ上の級だったので、一緒に練習することはありませんでした。

友達はいないし、コーチは怖いし、泳げないし。毎週土曜日が苦痛でした。

一度「お腹が痛い」と言い張って休んだことがあります。仮病であることはバレていたと思います。「嫌なら辞めちゃいなさい」という言葉を期待していたけど、それはなかったです。

おとなしく通ってはいたものの、大して泳げるようにならないまま、小学校の部活(男子は野球、女子はバスケ。少人数だったため全員強制参加)が忙しくなって辞めました。

小学校高学年から「声優になりたい」と思うようになり、「中学校では演劇部に入ろう」と思っていました。しかし、演劇部はありませんでした。他に入りたい部がないと担任に伝えると、「部活をやらないなら読書クラブかゲームクラブのどちらかに参加すること」と言われました。で、「読書クラブ」ってやつの集まりに行ってみたのですが…なんか合わなそう、って言うか不良の巣窟な雰囲気だったので、「何か、部活に入らなければ」と焦ることになりました。

それで何故か、Eちゃんと同じ水泳部を選んでしまいました。同じ小学校出身の女子が入るって言ってたのは陸上、テニス、剣道…できそうにない。消去法か。

最初は50mも泳げなかったんですが、真面目に練習してたらそれなりに泳げるようになり、高校でも続けてしまいました。リレーメンバーの足元にも及ばないタイムながら、チームの点数稼ぎ(出る人が少ないので、出れば入賞=得点になる)で400m・800m自由形に出てました。勉強ができたから「文武両道だね」とよく褒められたものですが、「武」の方の成績はショボかったんですよ~。

大学ではやってなくて、卒業後に上京してから、スイミングスクールでアルバイトしました。2年足らずでしたけど。「どう見ても水泳やってた体型じゃない」とクレーム頂いたことは忘れません。やってたよ、体が出来上がった後にな。

割と長く水泳と関わってきて、「小学生の頃の自分が知ったらびっくりするだろうな」と思ったものです。

何で長々とこんなことを書いてるのかと言うと、こんな本を衝動買いしちゃったからですよ。

アニメ見てないけど。いいねぇ、水泳やってる男の子…(怪しい)。