「人に合わせる」余裕がなくなってきたのかなと思う。
若い頃は、夫が好きなコンテンツ(特撮とか)を一緒に楽しむ余裕があったけど、近年はそうでもないなと気づいた。自分の好みに嵌まれば追うけれども、「夫が好きなものだから」という理由では追わないなと。
イベントとか誘われても「私はいいかな」とか、「行きたいけど一緒でなくていいや」という返事をすることが増えた。
映画とか一緒に行っても、そんなに感想とか語り合う訳でもないし、帰りに何か食べるか聞いても「いいや」ってなるし、予定を合わせる価値は私にとってはないかなと思った。
それでも夫が好きな作品のコラボカフェとか自分から誘ったりしたけど、予定を忘れられたのが決め手でしたかね。前日に別の予定の話をしていたところで思い出させて、結局行ったのですが、もう誘わねーよと思った。
夫の方は「妻が好むコンテンツ」に興味を持つことはあまりなさそうで、昔から、私が観たいテレビ番組の時間は、同じ部屋にいながら、イヤホンして携帯ゲーム機や携帯電話(今はスマホ)に集中している感じだった。それは別に構わないのだけど、人の趣味をうっすらバカにしてる態度が見えてるんですよ。
去年、東博の「はにわ展」に行くと言ったときの反応が、いつも通り「ハァ? はにわ展?www」という感じだったので、「自分が興味ないからってバカにするのやめろ。バカにしてないと言うなら、その鼻で笑うような態度に気をつけろ」と結構本気で怒った。今年の蔦重展とかテルグ語勉強会とか、そのような態度を出さないように気をつけているのがよくわかりました。
昔は「子ども達が育ったら2人で旅行とかしたいな」と思っていたけど、うん、しなくていいな。単独行動が楽しいです。