低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

違和感のある表現

「主婦の副業」とか「主婦でも副収入ゲット」とか、ネット上に溢れている表現ですが、主婦がやっているならそれは「副」ではなく「主」なのでは、といつも思います。

「業」については、あくまでも職業は「主婦」であり、バイト的な「副業」を行っているという見方もできます。しかし、「収入」については、他に収入がないのであれば「副」にはなりえないのでは?パートや資産運用をしている場合を想定しても、「月に〇百万」とか「夫より稼いでます」みたいなことをアピールしていて、その収入が「副」であると主張するなら、その人はもう「主婦」とは言えないのではないかなぁと思います。

とは言っても、「主婦」という概念自体が曖昧なので、どうとでも言えるのですよね。女性の政治家や実業家や芸能人等も「主婦業の傍ら~」と紹介されることが多いし。

昔、新聞に「長者番付」が載ってた時代に、「主婦」や「無職」がランクインしているとはどういうことだ?と疑問でしたが、資産運用とか相続とか、実態は様々ですよね。

家事が苦手な私は、「主婦」と名乗るのはおこがましい、自分は「既婚のフリーター」である、ぐらいに思っています。それでも育児と日常における最低限の家事は行っているので、「主婦」の末席には就けているかと解釈して、職業選択欄に「パート・アルバイト」がなければ「主婦」を選びます。

仕事は在宅でしているとは言え、そこから得ている収入は私の「主」たる収入です。ポイントサイトやアンケートサイトでの小遣い稼ぎや株の配当金・譲渡益は「副収入」と言って良いのだろうかと悩むほど微々たるものです。勿論、それなりの金額を貰えるなら然るべき納税の義務は果たします。そんなに貰ったことないけど!ちなみに株の配当金は、受け取った時点で源泉徴収済みです。

老婆心ながら、冒頭の「主婦の副業」にて多大な金額を稼いだという人々が実際にいるなら、ちゃんと納税してるのかなぁと心配になります。あくまでも「主婦」なんだから(収入がないことになっているんだから)関係ない…って訳じゃないですよ。

自分は「扶養を外れてもいいから稼ぎたい」と思っている割に、今の働き方ではそんなに稼げないという状態なのが悲しいところです。