低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

通勤ラン2km

あるランイベントに子供とエントリーしていたのだが、練習する時間がない。何かのついでにできれば……あ、仕事に行くとき走ればいいんじゃね? いやいや、朝から汗だくになっちゃうじゃん。

しかしすぐに気づいた。汗かきの私は、走らなくても汗だくで職場に着くということに。自転車15分でも、ゆっくりめの徒歩30分でも、徒歩+バスでも、真冬に長袖Tシャツに薄めの上着程度の着込みようでも、汗だくで到着することになる。家から職場まで、冷房を効かせた車で送ってもらったとしても、階段を上る間に汗が噴き出すだろう。そういう体質である。

以前、一人で出場したランイベントで、荷物預かりがなかったため、リュックを背負って走ったことがあった。リュックが揺れて予想以上に消耗してしまった辛い記憶。走る時用と言うか、背中に密着するようなものなら良いのではと、スーパーの催事コーナーで1500円のを買った。

出勤時の荷物は、ユニフォーム、水着に帰りの着替えもあるので結構嵩張る。自分の体重も重いのだが、更に重くなるので最初は足への負担を感じた。もう慣れたけど。荷物がある状態で走れたら、何かの時に役に立つのではないかという気持ちもある。通り魔に襲われた時とか、引ったくりに遭った時とか。そんな時に、息を乱さず逃げるなり追いかけるなりしてみたいものだ。

色々書いたが、直接的な動機は、家の中で自転車の鍵を見失っていること、そして先日のダイヤ変更で通勤に丁度良いバスの便がなくなってしまったことだ。それでも、アプリで(3月にスマホにした)距離や時間を測ってみると楽しいし、走ることで心や体がスッキリしている感じはある。通勤経路は信号が多いので、タイムに一喜一憂しないようにしている。

今のところ雨には当たっていないので、雨の日はどうしようかと考えているところ。

声高に「走ってます」と言えるような距離でも速さでもないが、自己満足のために続けようと思う。

転機はいつか来るのか

ずっと非正規で働いている。

大学在学中に就職を諦め、フリーター2年目で妊娠して結婚した。貧乏育ちで、ずっと自分でお金を稼ぐことを切望していた。フリーターでもそれはできると思った。しかし、妊娠となれば話は別だ。

妊娠中に夫と共通の友達とで集まったとき、友人の一人に夫が話すのを聞いた。
「俺は外で働く。よしかは家を守る。」
いつの時代の話か。15年ほど前だ。
私は、今は無理でも、いつかは外で働ける日が来ると思っていたので、この言葉には結構ショックを受けた。
夫としては、家族を養う決意表明みたいなもので、妻を家庭に縛りつけようという意味はなかったかもしれない。

結婚を機に夫はバイトから正社員になった。最初のうちは残業が多く、飲み会も多く、初めての育児に戸惑う私は、お金はいいから家にいてほしいと思ったものだ。後々、家にいたところで、ゲームをするばかりで、こちらは却ってストレスが溜まると気づく訳だが。
そのうち会社として仕事が減り、残業も減り、勿論収入も減った。ただ、子供が育つと必要経費は増える。自分の欲しいものだってある。働いてお金を得たいと思った。

在宅で仕事ができれば問題ない。最初は、自分は片時も育児から離れることは許されないと思い込んでいて、履歴書を送ったものの、面接で出社する必要があるとわかると辞退したりしていた。夫が私のために休みを取ることはない。求人を探すうちに、一時保育を利用するという手段があることに気づいた。

採用されたが、色々大変なこともあった。作業自体は在宅で行うが、受け渡しで出社しなければならない。「都合のいい時間で」とは言うが、私の都合の良い時は担当者不在と言われることも多々あり。忘れられないのは、仕事があると連絡が来て、日程を決めて、一時保育を頼んで、出社した時に「あれはなくなりました」と言われたこと。当日でも連絡してよ……。往復交通費と一時保育料で5000円ほど持ち出しだったので本当に悲しかった。当時担当していた人がこちらの事情を知らなかったんだろうけど。色々こちら(私だけではなかったと思う)の要望も伝えて、交通費が出るようになったり、ある程度の期間と仕事量を確保してくれるようになっていった。この会社とは10年以上の長い付き合いになったが、昨年の2月以来依頼がない。在宅スタッフに出せる仕事がないと聞いたが、私が切られただけかもしれない。そこは詮索しないし、働くことを諦めかけていた私に機会をくれたことに本当に感謝している。

ここを受けたのが転機だったじゃないか的な話っぽいが、そこからもバイト歴は増えていたりする。

もうアラフォーなので、応募しても電話で断られることが増えた。「年下に指示されるのってどうですか? 」「全然気にしませんが」からの勤務日・勤務時間根掘り葉掘りで、理由見つけた感溢れ出る「実は、週○日は出ていただきたいんです」などの言葉を聞いて、年齢を理由に断れないって大変だな……と申し訳ない気持ちになることもある。逆に全年齢ウェルカムな感じだと、超絶ブラックな場合と、雰囲気まったり何でも対応しますな場合があるなぁと勝手に思っている。

今はバイト2社掛け持ちと、依頼があれば業務委託で在宅仕事をしている。夫の希望により、106万の壁と130万の壁を越えないようにしているから。3つも仕事があるってありがたいと素直に思っているし、どれかが駄目になっても他があると思える。万一、夫が無職になったらメインの会社で勤務を増やして社保に入ろう。そういう意味で気持ちの余裕がある。

子供の成長に従い、また転機が訪れるかもしれないし、永くこのまま行けるかもしれない。転機はまたいつか来るんだろうと思う。


#わたしの転機

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夫は林原めぐみさんのファンです

夫が購入した、林原めぐみさんのライブDVDを見ました。

 

 

今年の6月11日に行われたもので、初の単独ライブということで話題になりました。ライブ前にはラジオ番組の公開録音も行われました。夫は公開録音・ライブ共に当選した幸せ者です。幸運と引き換えに何かあるのではと思っていましたが、今のところ平和に過ごしています。

 

私は、林原さんに対する思いは、特にありません。自分の興味の範囲内で言えば、「絶対無敵ライジンオー」の泉ゆう役、もしくは「熱血最強ゴウザウラー」のエンディングテーマを歌っていた人(声の出演については記憶がない)。夫が好きなアーティストということで一目置いている、すごい人なんだなとは思いますが、好きか嫌いかという点ではどちらでもない。昔はほぼアンチだったことを考えると、夫の布教の成果は確実にあると思います。手応え感じてないかもですが。評価と好き嫌いは別ですよね。

 

丁度我々の、アラフォー世代が大歓喜のセットリスト、だったそうですが、当時ほぼアンチだった私には知らない曲ばかりでした。ミンキーモモは私が声優という職業を認識する以前の作品だったので先入観なく触れていたとは言え、記憶の彼方です。落語関係は近年の作品なのでわかりました。

 

MCで「キャラ名を出していない」という話がありましたが、私はその点は気付いており(知らないので、「これは誰なんだ…」という感じだった)、「アーティストの単独ライブだから権利関係で名前を出せないんだな」と思っていました。

 

ご本人が脚本を書かれて、キャラクターをイメージした衣装もデザインされたそうで、歌唱力もさすがでしたし、最後まで息切れもなくパフォーマンスの迫力が伝わりました。客席では、キャラクターのイメージカラーで各自ペンライトを振っていたようですが、曲によってはバラつきが見られたものもあり、夫も迷ったところがあったそうです。

 

この記事も、DVDが届いた日に視聴して、書き始めてみたものの下書きのまま放置になりそうだな…と思っていたのですが、本日映像特典のディスクを見始めたので思い出し、公開となりました(笑)。