低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

今年初仕事

もう2月なんですけどね。長い冬休みでしたが、依頼があったことに素直に感謝しています。これからも永く続けられるよう、気を引き締めて臨んでいきます。

私が入社した頃は、多数の在宅スタッフが原稿作成・校正をして、少数の内勤スタッフは管理するのが主な業務だったようです。当時の様々な教材を思い出すと、かなりの玉石混淆ぶりでした(石多め)。簡単すぎると感じられるものもあれば、小中学生には質問文や文例の意味さえ理解し難いと思われるもの、教科書の範囲どころか教科の範囲を逸脱しているものなど、もう表に出ることはないと思いますがすごいものでした。

「校正」とは言っても学習教材なので、問題や回答にミスがないようにしなければならないのは勿論のこと、漢字の読み書きの例文においても表現を気にして細かく指摘をしました。「校閲」の作業も兼ねているという感じでしょうか。しかし、2校・3校なのに明らかにおかしい箇所があることも多々あり、他の人の仕事ぶりに不信感を抱いていました。在宅スタッフ同士の交流とかはなく、受け渡しの時間が重なれば姿を見ることがある程度でしたが。

その後、色々と見直されたようで、次女出産後に復帰したいと連絡した時は、内勤スタッフが増えたこと、私と同じ時期に採用された他の在宅スタッフは切ったことを聞かされました。次女妊娠中はたまたま仕事がない時期で、教科のリーダーから電話がきたと思ったら「仕事の依頼ではないけど、これからも宜しく」みたいな内容で「何だったんだ?」と疑問でしたが、「君はリストラ対象ではないよ」という連絡だったのかと合点しました。

内勤スタッフが大勢いる中、一定期間持ち帰る・連絡が取りにくいというデメリットのある在宅スタッフに任せてくれる意味を考えると、襟を正さずにはいられません。この仕事を見つけられて良かったと心から思います。