低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

「小学生以下無料」とは

「小学生以下入場無料」とされる展覧会に、小学生の息子と行きました。

自分の分のチケットは買ってあったので、それを出した上で「こちらは小学生です」と申し出たところ、「小学生以下は無料でして、小学生は有料なんですよ」……は?

「えっ、そういう意味なんですか?」「そうなんですよー」「その内容なら、小学生『未満』無料と表記するべきではないですか?」「…少々お待ちください」とスタッフの方、確認しに行ったようでその場を離れ、戻ってくると「失礼いたしました」「で、どっちなんですか?」「仰るとおりです」。

「そういう意味で通っているなら表記が違うって運営元に連絡入れないと!」と謎の義務感が生じて、問い詰めるような言い方をしてしまったなぁと反省しているのですが、客観的に見ると、払いたくてゴネている訳ではないとアピールしてる風でもあるなぁと後から思いました。

後で息子に「あの時の言い方は怖かったか」と聞いてみたら「怖いかどうかはわからないけど、強くはあった」と言われました。仕事でもよく、いろいろ「言い方の問題」にされて批判を受けるので、改めて反省しました。

この展覧会、入場特典がもらえるのは有料で入った人だけなので、入場料払って入った小学生もそこそこいたのではと思われます。

「以上」「以下」の意味を勘違いしている人は結構いると思うのですが(不等式とか苦手だったんだろうなぁと勝手に思ってる)、おそらく、理解している人は常識だと思っていて、普通は敢えて確認することがないのではと思います。

職場でも、あるスペースで複数人いる場合は禁止としている行為(その場に自分だけならやってもいい)があり、元々あった「二人以上いる場合は禁止」という注意書きを「二人までならOK」と解釈する人が大勢出たことがありました。私は、この注意書きは常識で理解できるはずと思っていて、表記を変える必要はない派でしたが、スタッフの中でもわかりにくいという人が多数を占めたのが少々衝撃でした。

 

本当は、その展覧会の内容についての記事を書きたかったんですよ。色々と写真も撮ったし。でも、モヤモヤしちゃって書かずにはいられず、特定されるのも嫌なので。