低い声で呟く

横浜市内在住、オタクな3児の母によるブログです。

『RRR』は2回見た

1回目見に行ったのが先月なんですが、気になりながらもなかなか映画館に足を運べなかったのが、急に「夜にでも行こう」となったきっかけは、夫が『シン・仮面ライダー』を見て、なんか私も興味あるに違いないみたいな態度を取ってくるので「そうでもないんだけど…それよりは『RRR』見たいわ…よし、見に行こっ!」となったことでした。最近は東映特撮あまり見てないんですよね。仮面ライダーシリーズだと、ジオウがあまり肌に合わなくて(最後まで見た上で)、それ以降遠ざかってしまった。あと、庵野監督もちょっと…。でも、ナディアは大好きでしたよ。

で、『RRR』、事前にあまり情報に触れていない状態で1回目鑑賞。この、髪も髭もビシッとした警察官が、ポスター左側の炎のアーチャーなの? みたいに思いつつ、怒涛の展開に圧倒されました。めっちゃ面白かった。主人公二人ともめっちゃかっこよかった。ビームが鞭打たれながら歌う歌が記憶に残ってて、試験監督のバイト中に頭の中に流れてた。ラーマ、肉弾戦激強なのに実はスナイパーなの? 荒船かレイジさんか、ツインスナイプまでやっちゃってるじゃん! と『ワールドトリガー』のファン(荒船推し)としては大変興奮しました。当日はパンフ等買えなかったけど、後日『グリッドマン ユニバース』を観た別の映画館で買いました。また観たいなぁ、配信来たら週1ぐらいで見そう、とは思ってました。

2回目、先週末に行けました。インドの歴史の本を読んだので、ちょっとモチーフの神話や人物、時代背景が理解できた。大学の教養科目「インド学入門」を真面目に聞いておけばなぁ(興味はあったはずだが居眠りばかりで結局切ってしまった)。話がわかっている分、二人の気持ちに思いを馳せることができて、1回目より泣いたと思う。あと、1回目は字幕を追うのに精一杯で、全く音声を言葉として捉えていなかったなぁと。英語の台詞はそこそこ聞き取れるし、ドスティ、アンナ、ロンギポー等、印象的な単語が急に頭に入ってきたと思いました。

結構展開が早いと言うか、うっかり途中で時計が目に入ると「あと○分しかないよ?   綺麗に纏まるの? 」などと思えてきますが、纏まるんですよね。モノローグとか、内面の葛藤みたいな描写がないからですかね。JAIHOの配信で同じくラージャマウリ監督の『ヤマドンガ』(ビーム役NTR.jrさん主演)、『マガディーラ』(ラーマ役ラーム・チャランさん主演)を観たときもそれは感じました。でもダンスシーンがそれっぽいものを表してたりもするかなぁ。JAIHOは映画の配信サービスですが、『バーフバリ』を観たいなと思ったけどネトフリには2作目の方しかなかったので登録してしまった。 インド映画に限らず観てみようと思う。

劇場公開が続いてたら、また観に行くことがあるかもしれないなぁ。来月、コラボカフェは予約してます(一人で)。

サーフエクササイズが楽しい

バランスボール3個で支えられたボードの上で行う、サーフィンの動作を取り入れた体幹レーニングです。難しいけど楽しい。
アソビューの4回体験チケットから入って、3ヶ月経ちました。元々体幹が弱い自覚はあり、筋トレしてても自己流になってしまうのか、うまくいかないなぁと数年越しに(長いよ…)思っていたところでした。ちなみにまだ全然コツを掴めていません。
都内のおしゃれフィットネスかぁ、交通費もかかるし、という思いもありましたがレッスンが楽しかったので、会費も交通費も稼いで頑張ろう、という仕事へのモチベーションにもなっている気がする。
職場がフィットネスクラブで、毎日勤務後にトレーニングをしていた時期もあったのですが、今はアクアプログラムしか出てないです。お客様に気を遣いながらトレーニングしていても、勤務中の同僚とのちょっとした会話(私はフロントスタッフで筋トレは素人なので、教えを乞うこともあれば、ヤバいフォームを見かねてトレーナーが助言してくれることもある。あとは業務連絡に近い会話をすることも)を「スタッフ同士で雑談」と声高に訴えてくる人がいたり、マニアックな「指導」をしてくるお客様もいたりして、なんか面倒くさいと思うようになってしまった。プールも、お客様優先で泳いでいたつもりですが、上司に「そこそこ混んでいるプールでスタッフが泳いでいるのはどうなのか」とご意見が入ったらしく、やはり面倒になってしまい、時間が合えば定員に余裕のあるアクアに出るだけにしておこうと思って今に至る。
実際に海でサーフィンをすることはないだろうけど、オープンウォーターは興味あるし、パドリング等の動作は泳ぐのにも関係あるだろう。少しずつ慣れていく感覚を大事に続けたいと思っている。ボードから落ちないようになりたいよ(笑)。

日雇い派遣の話

派遣という雇用形態に否定的なので長い間ノータッチで生きてきたが、昨年大変お金に困ったことがあって、借金増やすよりはと単発アルバイトで収入を増やす方向で考え、派遣会社への登録に至った。日雇い派遣の例外条件には該当しています。
最初は単発でも直接雇用で、と考えていたけど、やっぱり募集があまりないんですよね。求人サイトでは「パート・アルバイト」と書いてあっても、詳細確認すると実は派遣だったりしたこともある。条件としては直接雇用(職業紹介)のようだが現場では「派遣さん」と呼ばれ、源泉徴収票は勤務先に直接請求しろと言われ、どっちなんだよと思ったことも(実際は紹介で、派遣元・紹介元で従業員をグループ化するため便宜上纏めて派遣と呼んでいたのだろう)。
色々な仕事を体験できたのは、ある意味興味深く、面白いことだ。単純作業にはある程度向いていると思っていたが、ベルトコンベアとの相性が悪いことは今わかって良かったと思っている。更に年齢を重ねてから再就職してその時点でわかったとしたら大変なことだった。
誰にでもできる仕事ということで日雇いとして出ている求人であっても、このように人によっては壊滅的に向いていない仕事というのも中にはあるので、やったことがない仕事に最初から何日分も応募するということはできない。本当は初めての時に2日分纏めて応募してしまったが、それがベルトコンベア作業で時給もそれほど高くなく、切羽詰まっていたとは言え、とても後悔したので教訓としている。
普段、自分は接客に向いていないと思いながら接客の仕事をしているが、数ある仕事の中ではもしかしたら向いている方なのかもしれないな、ということにも気づいた。
色々経験してみる、という意味では、学生のうちにやってみるといいのではないだろうか。昼間学生は日雇い派遣の例外条件だし。若者は採用されやすいだろうし(個人の感想です)。大学の事務室や学生相談センターで単発アルバイトを探していた頃を少し思い出す。
経済的窮状からは脱したが、空いた時間の小遣い稼ぎとか、仕事に対する興味から、現在も応募することはある。一度やってみて悪くなかった、自分に向いていると感じられた仕事には再度応募することもある。採用されるとは限らないけど。
今の自分はいい経験ができているとは思っていても、それでも派遣という雇用形態には疑問があるし、派遣会社の数が多すぎること、日常的に何社も派遣を入れて労働者を集めている企業があるのは不健全に感じる。職種が限定されていた頃は、まぁ道理は通っているかな、自分は希望しないがそういう働き方もアリかな、とは思っていた。紹介予定派遣解禁の頃に学生時代を過ごし、就職活動をしていた年代です。自分なりに派遣を利用しているつもりであっても、派遣会社やそれを良しとする社会に加担してしまっているのは心苦しく思う。